

BLUEROSE CUP開催にあたりお詫びと経緯の説明
お詫びと経緯の説明
青薔薇株式会社 代表取締役 森田 浩次
日韓女子対抗戦開催にあたり、先ずは私どもの説明不足から、混乱を招いている事をお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。私は下手の横好きですが、ビリヤードが大好きで、何とかしてビリヤード業界が発展すれば良いと考えている、いちアマチュアプレイヤーです。
ここに大会開催の経緯について、長文になりますが、しっかりとご説明申し上げます。
私は仕事(飲食業、領事館からの依頼を受けての、国際的な催事における日本食の出店等)を営んでいる関係上、10年以上前から、1年に複数回イギリスを訪れる必要がありました。
そんな仕事をしている中、古い友人から、「どうせ海外に行くなら、ついでに日本製品(主にキュー)の販路を開拓して欲しい。」と頼まれました。紹介されたロンドンのプールバーを転々としているうちに、沢山のヨーロッパを拠点とするプレイヤーや、スポンサーと知り合いました。
そんな中、大変に良くしてくれる、有名なスポンサー様と選手が、複数居られました。その方々は、一緒に食事に行くと、いつの間にか支払いを終わらせていて、私達に支払わせないし、挙句の果てには、ホテルまで手配をしてくれて、イギリス滞在中の費用まで払ってくれるようになりました。
本当に恐縮した私達は、どうすればお返し出来るのか?何か手伝わせて欲しいとお願いしました。そうすると、「私達の応援している選手が、日本にいった時に、面倒を見てあげて欲しい。」と頼まれました。説明された事を要約すると、他の国でビリヤード選手が試合をする際、私達のようなスポンサー友達で、国を超えて協力しあっているのだ。あなた達は、私達が応援する選手が日本に行った時、世話を焼いて上げて欲しいと頼まれました。その代わり、君たちが応援する選手なら、ヨーロッパに来れば喜んでお世話する。との趣旨を説明されました。私達は納得し、「分かった、誰の世話をすれば良いのか?」と聞いた際、スポンサー友達の一人である、韓国系イギリス人から紹介されたのが、SソアとKボミ選手でした。
そこから月日が流れて、(男子を含めた)韓国選手たちを、迎えに行ったり、ホテル取ったり、練習できるプールバーや、食事に連れて行ったりとしているうちに、韓国選手団と大変仲良くなりました。
私は常々、ラグビーやフェンシングなど、他のスポーツ業界で、急に観客が増えたり、スター選手が出たり、挑戦する若いプレイヤーが増えたりしている現象を、羨ましく思い、国際大会の有効性を感じていました。
日本代表が屈強な海外選手と戦っている姿は、スポーツの垣根を超えて、見ている人に感動を与えると、私は考えています。それをビリヤード業界でも出来ないものか?と考え、その旨をKBF様、JPBA様に相談申し上げたところ、快く引き受けて頂き、初めての国際試合の開催が、決定した次第です。
もともとは、イギリス代表やポーランド代表と、日本代表が戦う形で、スポンサー友達同士と盛り上がっていた話ですが、予算や時差、渡航時間の関係もあり、日韓戦が最初になりました。今回の日韓戦に、イギリス、ポーランドは勿論、アメリカ、フィリピン、ベトナム、台湾のスポンサー様からも、ご協賛を頂いています。
今後は上記の国やその他の国と、男女ペアマッチ等の国際試合を計画し、粘り強く交渉して参ります。私どもも、初めての事ばかりで、今回のようにご指摘を頂く事が、多々あるかと存じます。その度に真摯に向き合い、ご説明をさせて頂きます。 注目頂いた事、その上でご意見を頂いた事に感謝します。有難うございます。